Author:ゴレアドール
関西在住のサッカー愛好者。
サッカーにはまったきっかけは82年スペインワールドカップ。それ以来サッカーにはまり込んでいます。
海外駐在の経験上、スペイン、イングランドに愛着を抱く。好きなチームはスペインはアトレティコ・マドリー、イングランドならトッテナム・スパーズ。日本ならJ開幕から青と黒のチームのファンです。











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いよいよ欧州サッカー最大のイベント、ユーロ2008まで残り1ヶ月を迎えました。
そこで開幕まで出場国紹介及び過去の大会の歴史を振り返りたいと思います。
4回目は前回のホスト国で今回優勝候補の一つでもあるポルトガルです。![]()

ポルトガル代表
FIFAランク:9位
EURO出場回数:4大会連続5度目
EURO最高成績:準優勝(04年)
EURO予選成績:7勝6分1敗
監督:ルイス・フェリペ・スコラーリ
前回は地元開催でありながら当時伏兵的存在のギリシャに開幕戦、決勝と2度負けてしまい、準優勝という成績が霞んでしまった感のあったポルトガル。今回の目標は勿論優勝となる。しかしチェコ、スイスといったフィジカルに優れた相手に果たして持ち前のオープン攻撃が通じるか?そして前回の準優勝という成績は地元の利によるところが大きかったのも又事実で今大会は真の強豪へと定着出来るか世界が注目している。
かつてスペインで流行った4-2-3-1のシステムをクラブも含めて最も高く完成させたのがポルトガル代表だと思う。C・ロナウドを頂点に両ウィングの人材は事欠くことなく、サイド攻撃をやらせたら世界一といってもいいだろう。しかし点を取るには1トップのFWの力が不可欠。代表引退した名FWパウレタの後を継ぐ点取り屋が誕生するかに注目したい。
予選リーグでは第2戦のチェコ戦がヤマ場か?ここを落とすと最後は地元スイスが相手なだけに第2戦で決めてしまうのが理想だろう。
ポルトガル代表のEUROへの道程プロモーションです。
ポジション別評価
GK:
前回大会の正GKでドイツW杯でも株を上げたリカルドが一番手か?派手さはないもののPK戦に強くここ一番で頼りになる選手である。
DF:
チェルシーでレギュラーのリカルド・カルバーリョが中心になるが、パートナーが未だ定まっていない。ぺぺ、メイラと人材は事欠かないが監督が誰を起用するかまだ迷っているらしい。両SBも人材は揃っているが決め手を欠いているようで本番にならないと固定できないようでは大会を勝ち抜く上でアキレス腱となるかもしれない。
MF:
マニシェ、デコと前回大会経験者が軸になるだろうが、新戦力の台頭に期待したい。特にジョアン・モウチーニョは技術が高い上に攻守にフル稼働できる現代的MFでレギュラーの一角に食い込むかもしれない。そのマニシェは今回代表メンバーから漏れたとの情報が。ひょっとすると今季好パフォーマンスを見せている新鋭ミゲル・ベローゾが起用されるかもしれない。
FW:
クリスチャーノ・ロナウドはいうまでもないだろう。チャンスメイクだけでなく、得点力、FKからのゴールも多く、ポルトガルが優勝出来ればバロンドール1番手だ。左ウィングのクアレスマは典型的なウィングでアシストに生きがいを見いだしている。その他にもナニ、シモンとサイドアタッカーには事欠かないがCFが問題。名FWパウレタの後継者は誰か?ブレーメンのアルメイダとベンフィカのヌノ・ゴメス、マククラの争いになるだろうが、アルメイダとマククラは今までのポルトガルにいない190cm台の長身FWで高さ、ポストプレイが通用すればウィング攻撃が活きる筈だ。CF不在の長年の課題を解決出来るか、ポルトガルの躍進はそこにかかっている。
グループスケジュール
6/08 対トルコ(ジュネーブ)
6/11 対チェコ(ジュネーブ)
6/15 対スイス(バーゼル)
目標:優勝
予想:ベスト4
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3回目はユーロになると力を発揮し優勝経験もあるチェコです。![]()

チェコ代表
FIFAランク:6位
EURO出場回数:4大会連続7度目
EURO最高成績:優勝(76年)
EURO予選成績:9勝2分1敗
監督:カレル・ブリュックナー
前回大会はベスト4に終わったものの大会NO1チームとの評価が高かったチェコ。EURO予選でも首位通過、得点27、失点5と文句のない数字に見えるが、チームそのものはあまり変わらず4年前のメンバーがそのまま年をとった印象がある。特に代表引退したネドベド、ポボルスキーといった名手の穴は思ったより大きくロシツキーにかかる負担が以前より大きくなっているのは不安材料か?
守備は固いだけにサイドからの速攻スタイルになることが予想される。
しかしW杯では振るわなくても伝統的にEUROに強いのがチェコ。守備は固いだけにサイドからの速攻スタイルが冴えれば相手にとっては脅威になる。このチームの調子次第でグループAの行方が左右されるだろう。開催国のスイスにとって最も気になるチームになるのは間違いない。
チェコ代表のEUROへの道程プロモーションです。
ポジション別評価
GK:
チェフで万全。4年前より成長し、EURO予選の総失点5は彼の力量に依るところが大きい。ブッフォン、カシージャスと共に大会NO1GKの座を争うだろう。
DF:
ロゼフナル、コバチといった新戦力が台頭し、SBもヤンクロフスキ、ウィファルシは前回経験者とこの4バックは前回大会並みのレベルを保っている。ただビルドアップという面では物足りなさが残るといわれているが・・
MF:
チェコのウィークポイントである。両サイドのプラシル、シオンコはスピードはあるもののやはり使われ役の選手で中盤の構成力は名手ロシツキーの創造力によるところが大きい。しかもロシツキは怪我を抱えており、本番には間に合わないとの情報も。こうなるとチェコは苦しい。サイドからの崩しからコレルの高さに期待するしかなく、攻撃のオプションが狭まってしまう。新戦力の台頭を待つしかないか?
FW:
前回大会と同じコレルとバロシュの2トップの可能性が高い。しかしコレルは36歳、バロシュはクラブでは殆ど使われずじまいと好調さを取り戻すには時間がない。そこで面白い存在がフェニン。カナダU−20W杯のチェコのエースで所属のフランクフルトでもレギュラーとして活躍している。彼が救世主となる可能性は十分ありえるだろう。
グループスケジュール
6/07 対スイス(バーゼル)
6/11 対ポルトガル(ジュネーブ)
6/16 対トルコ(ジュネーブ)
目標:優勝
予想:予選リーグ敗退
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2回目はドイツの最大のライバル、オランダです。![]()

オランダ代表
FIFAランク:10位
EURO出場回数:6大会連続8度目
EURO最高成績:優勝(88年)
EURO予選成績:8勝2分2敗
監督:マルコ・ファンバステン
4年前、ファンバステン氏が監督に就任した際、『私のサッカーはEURO2008で完成する』とコメントしていたのを思い出す。いよいよその時が近づいているのだが肝心のサッカーは若手が台頭した以外は特に目新しいものはないといった印象だ。
実際監督本人がプレイした88年優勝チームと比べても流れるようなオランダらしい機能美的サッカーはまだ完成していない。ただはっきりしているのはオランダ伝統の4−3−3システムで戦うこと、そしてそれを実践するタレントだけは揃っているということである。
あとは監督がどうチームをコントロールしていくか?カリスマ性は抜群なだけに初戦のイタリア戦がカギを握るだろう。ここで勝てば勢いで突っ走れるだろうし、もし負ければオランダお家芸といっていい内輪もめが噴出してくることも十分考えられる。ただチーム構成として年齢的なバランスはいい。監督自身ユーロ88の栄光とイタリア90の挫折をお互い経験しているだけにファンバステン監督のチームマネジメントが命運を握るといっていいだろう。
オランダ代表のEUROへの道程プロモーションです。
ポジション別評価
GK:
マンUのGKファンデルサールしかいない。彼は実に4大会連続のユーロ出場で国際経験も申し分ない。彼自身今大会で代表を引退すると表明しており、心に期するものがあるはずだ。
DF:
全予選を通じて失点5と守備は固い。意外なのはDF陣が揃って背が高くないこと。中心になるのがマタイセン。ミスが少なくクレバーな守備でチームをまとめている。相棒はハイティンハが有力か。前回のユーロにも出場した彼はパワフルな守りでチームに勇気を与える存在だ。
MF:
ボランチがカギを握るだろう。攻撃的MFとしてスナイデル、ファンデルファールトと技術に長けたタレントを擁しており、3トップを採用する以上、一人で中盤の守りを任せることになるがここがまだ固まっていない。マドゥロ、デゼーウ、ランザートと多士済々だが果たしてレギュラーは?
FW:
オランダの強みは3トップである。左はファンペルシーで確定。アーセナルでブレイクしている今大会のスター候補生である。巧みなドリブル、強烈な左足は魅力十分である。右はカイトかロッベンの争いか?CFはベテラン、ファンニステルローイが有力だが怪我がちが不安材料でオランダリーグ得点王のフンテラールがレギュラーを取る事も十分ありえる。大舞台で力を発揮すればニューヒーローの誕生となるだろう。
グループスケジュール
6/09 対イタリア(ベルン)
6/13 対フランス(ベルン)
6/17 対ルーマニア(ベルン)
目標:優勝
予想:優勝
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まずは過去最大の優勝回数を誇るドイツからです。![]()

ドイツ代表
FIFAランク:5位
EURO出場回数:10大会連続10度目
EURO最高成績:優勝(72,80,96年)
EURO予選成績:8勝3分1敗
監督:ヨアヒム・レブ
前回、前々回は全くいいところなく敗退したドイツだが、今大会は久々に『強いドイツ』として復活しそうだ。
予選は2位通過とはなったが、実際は殆ど危なげなく突破したといってよく、年齢面からしてもかつてのドイツとは嘘のようにバランスのとれたメンバーとなっている。
そして今大会のドイツの長所は穴が少ない。スーパースターこそいないもののGKを除くほぼ全員が複数のポジションをこなせ、怪我人がでても融通が効くのが強みとなっている。しかもレギュラーメンバーの殆どがドイツW杯を経験しており、国際経験の面でも不安はない。あとはW杯後に台頭した若い選手がどれだけ底上げ出来るか、参加国の中でも充実度では群を抜いているといっていいだろう。
予選リーグはドイツにとっては無風状態といっていいか?油断さえなければ首位で通過する可能性は高い。
ドイツ代表のEUROへの道程プロモーションです。
ポジション別評価
GK:
実績ではレーマンだが、ヒルデブランドにもチャンスはあるだろう。しかし両人ともクラブレベルでは満足いくパフォーマンスを発揮していない。スタメンは予想がつかない。
DF:
メルテザッカー、メッツェルダーと高さ、強さでは欧州でもトップレベルのCBを擁するが、スピードに脆さを露呈することも。しかし両SBラームとヤンセンは現在売り出し中で本大会でも注目の的になる選手である。
MF:
ドイツにとって頼りになる男が戻ってきた。バラックである。チェルシー移籍後は怪我等で鳴かず飛ばずだったが、今シーズン後半から本来の力強いパフォーマンスが甦った。彼を中央のプレイヤーだが前後どの位置でプレイさせるのかが注目される。
FW:
W杯得点王のクローゼが軸になるのは間違いない。パートナーは同僚のポドルスキーが有力だが現在売り出し中のマリオ・ゴメスにもチャンスはあるだろう。彼のプレースタイルは96年EURO優勝に貢献した長身FWビヤホフを彷彿とさせる。96年と同様に救世主となれるか?
グループスケジュール
6/08 対ポーランド(クラーゲンフルト)
6/12 対クロアチア(クラーゲンフルト)
6/16 対オーストリア(ウィーン)
目標:優勝
予想:準優勝
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