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UEFA EURO2008参加国についての評価Part3です。
※ ポルトガル
ポテンシャルは高いモノを持っていたが、良くてもベスト4が限界だったと思う。どちらにしろドイツには勝てないだろうとは予想していた。ポルトガルのDF陣は地上戦には強いが空中戦には脆さを見せる。フィジカルに勝るドイツ相手に果たして堪えられるか注目していたがやはり駄目だった。そして確かにC・ロナウドという希代のスターを有していたが、所属のマンチェスター・Uが彼を軸にして成功したのに対し、ポルトガル代表ではあくまでチームプレーヤーの一人としてしか存在感が無かった印象を受けた。攻撃は悪くはないだけに新たなCFの発掘とC・ロナウドの今後の成長次第で更なる可能性が見込めるだろう。
※ クロアチア
予想では力を発揮出来ずと見てたが、ポテンシャルの高さではグループではトップだったと思う。ハイライトはやはりドイツ戦で終始相手を圧倒した上での勝利は予選でのイングランド戦勝利がダテではなかったことを証明してみせた。特に両SBのブラニッチの攻撃力、チョルルカの万能さは大きな発見で世界的にSBが重宝される中、これからも貴重な戦力となるだろう。注目のモドリッチは確かな技術と戦術眼で評価をあげたが決定的な仕事という面ではやや物足りなかった印象である。今回は出場しなかったが、エドゥアルドというエースストライカーもおり、モドリッチがチームを引っ張れるようになれば未来も明るいだろう。
※ オランダ
グループCを3戦全勝。得点9、失点3という数字は正直想定していなかった。従来のオランダの攻撃といえばポゼッション重視のイメージがあったが、今回は前線にスピード、技術に長けた選手が豊富で彼等を最大限に活かしたカウンターアタックが序盤は吉とでた。これは勝利を重視したファンバステン監督の色がでた采配だった。しかしベスト8の対ロシア戦は監督の力量差が勝敗を左右してしまった。予選リーグで溌剌とした動きがこの試合では全く影を潜め、ロシアのパスワークに翻弄されてしまう。そして選手交代も後半半ばで3人とも使い切ってしまう焦りもあり、延長戦になってからは殆ど何も出来なかったあたりは采配云々より、チームコンディショニングの持っていき方といったマネジメントのミスといわれても仕方がない。そういう意味では実に勿体無い敗退だった。ロシアに勝てばベスト4でスペインと又違った面白いカードが見られただけに残念であった。
※ イタリア
ジンクスでは今回はいいところまで行けると踏んでいたのが、オランダ戦の衝撃的な敗戦で計画は一変。ルーマニアには敗退寸前迄追い込まれ、フランス戦はかなりの幸運に恵まれての勝利で苦労しながらの予選突破だった。苦戦の要因はオランダ戦の大敗。イタリアの0-3での敗退は私自身も殆ど記憶にない程衝撃的でいきなり守備陣をいじらねばならなかった。そしてルカ・トニの不調。何度も何度も彼にボールが渡るのだが悉く決められず勢いを削がれることになってしまった。ベスト8の相手はスペインでもうこれまでかと思われたが、守りきろうと決めたイタリアは本当にスコアレスドローに持ち込むのだからスゴイとしかいいようがない。
只今回はサッカーの神はイタリアに微笑んでくれなかった。イタリアはベスト8で散ったがこれが限界だった。
イタリアはやはり世代交代が上手くいってない印象を受けた。前線にはボリエッロやクアリャレッラといった新鋭がいたのだが使われないあたりが深刻さを物語っている。早速ドナドニ監督が解任され、ドイツW杯優勝監督のリッピ氏が復帰したが、課題の世代交代が克服できるか注目していきたい。
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テーマ : EURO2008 - ジャンル : スポーツ
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